三代目さんが ご活躍の老舗
初夏の風味 つなぎ手は 初めて食する 海鼠の卵巣
生のコノコ
口腔内粘膜に 同期するかのよう
『どうかされましたか?』
『溶けるまで 含んでおきとう ございました』
包丁技が 生み出す 食感 超薄切りされた 鯛
薬味との馴染みよく 何にでも 役作りできる役者のようです
こういうお店の山葵は 本当にマイルド
食材の差し色といった感じでしょうか
絡むと キリッと 素材の男前がアガります
ほどよく火の入った卵黄といただく コリッとまったり 車海老
豪華絢爛 海の幸
『何度刃を入れておるのじゃ まこと見事な包丁さばき
こんなハモは いまだかつて味おうたことなき丁寧な仕事じゃ』
『ふんわり フカフカ
別人のように 変身されましたね ハモさん
ジュンサイの海に浮かぶ 小さな2つの蕾も 愛しゅうて
ふわっと 香りの花が お口の中で開花するようでございます 』
『柚子の花の蕾を 浮かべるとは・・芽吹きの季節に
ふさわしいというもの 』
氷の湖に 浮かぶ 豪華いかだ 底に敷き詰められた 雲丹
重ねられた鮑
穂紫蘇の薄紫 生姜が 味 色 引き締めます
ちりばめられた翡翠のよう 輝り鮮やかグリーン つるんと食感豆ごはん
寄り添う 溶けるような ヒレ肉
超薄切り お漬物3D レイアウト
繊細な 包丁技で 味が際立つマジックを 堪能しました
枇杷のゼリーと お抹茶アイス
さりげなくcute 床の間 アリストロメリアと 五月人形
また 長月に see you & thanks!