tetsukoartsound’s diary

たべものブログ

2015-01-01から1年間の記事一覧

要庵西富家/会席料理

子供が かくれんぼ好きなように 大人になっても 隠れ家大好き 雅な街中の 隠れ家なら なおのことワクワク 格子戸をくぐり 入口までの 小径のあちこち 出迎えるは 表情多彩な 陶器の人形たち いつもより 視線が 下を泳ぎながら たどり着く玄関 無人空間なのに…

Unisson des Coeurs

鯖のマリネ ここまでに シューフルールのブルジュヌモン シューフルールのタブレ 白トリュフの香 食感 押されがちな 生雲丹と卵のココット 会席料理風に 続いて出される 様々な前菜 menu外 追加された 一品 白子のフライ 配膳されてから 注がれるので 香り立…

レシャンドール フレンチ

あたたかな雰囲気 過度な演出がないのが 妙に落ち着ける 牛タンを 塩漬け 燻製 チョイスできる一品 ズワイガニの身の台になってるのは ムース状のペパーミント色した 肝 酢の旨味が効いた ソースが サッパリやさしく 種々の野菜 きのこが 自由に泳いでる と…

八千代/会席料理

もとは 安土桃山時代 宮中御用達の 魚問屋 秀吉時代 聚楽第での酒宴に 呼ばれたと旧記にあるのだそう ふた間続き 贅沢な空間 障子の額縁 波打つガラス面を 通して見る お庭 玄関がデザインされた お持ち帰り手ぬぐい オリジナル 箸置き まさに 秋の 庭園 お…

スカイビル

『高い所は 苦手よ』 『みて!ビルが写ってる』 『腰が引けて 見る余裕ないよ あぁこわい』 『そう言いながら 写してるじゃん』 『円形の 庭園を 地上150m以上の高さまで つり上げた リフトアップ工法だよ 英国のTHE TIMESに 世界20大建造物と 賞賛されたか…

近又/懐石料理

『ちょっと 遅れの 誕生の宴どすか⁉︎ まぁ 嬉しいこと』 賜りしは 平成版 きせわた 平安時代 貴族の慣習 9/9 重陽の節句に 見立てた きせわた 菊の花芯は 異色の組合せ マスカット 重陽の節句前夜 菊の花に 被せた 霜除けの真綿を 翌朝 露を含んだ真綿を は…

アルテシンポジオ/イタリアン

桜が名所の 夙川沿い 4年前 母の入院先の病院送迎バスを 待ちながら ボウっと 道路の向こう側を見ていた時 なんとなく視界に入っていた ビストロ 背負ったモノの 重さ 分かち合う 見知らぬバス待ち人 いつか またランチできる日が 来ればいいな 淡い希望 抱…

韻松亭/会席

く 黄昏ゆく 上野の森の 熱き語らひ 芸術という 頂を 仰ぎつつ 味わう江戸のtaste 晩夏の灯り 上野の地形を 認識する アングル 時の流れを 惜しみつつ 心は 次回作へ よき時間の 余韻に浸る

丸善/早矢仕ライス

ハヤシライスの 生みの親 丸善の創業者 早矢仕 有的(はやし ゆうてき)さん パレットみたい 目からエネルギーチャージできそう 時間に追われる出展先 ワンプレートで お野菜補給は うれしい

みむろもなか / 和菓子

神戸のおともだちを 奈良ナビ 締め括りは 茶寮にて ごちそうさま いつもすごいなぁと 思う老舗のひとつ このお店の 品数の少なさに 驚かされます 銘菓 みむろ もなか大の苦手だった私を 目覚めさせてくれた逸品 中のあんは 一見 粒あんのようですが 普通の粒…

霊山寺/薔薇づくし会席

お部屋の天井

木乃婦/会席

三代目さんが ご活躍の老舗 初夏の風味 つなぎ手は 初めて食する 海鼠の卵巣 生のコノコ 口腔内粘膜に 同期するかのよう 『どうかされましたか?』 『溶けるまで 含んでおきとう ございました』 包丁技が 生み出す 食感 超薄切りされた 鯛 薬味との馴染みよ…

翠嵐/和食

新緑萌え 直前 エネルギー秘めた嵐山を 借景に 2015年3月できたての翠嵐の門をくぐる これから萌黄に移ろいつつある 古さと新しさの融合した お庭を ちょっと隠れ家的 ホテル エントランスへ 写真では とても語り尽くせない・・至極繊細技 先付け たっ…

吉田山荘/会席

やりすぎない でも 独特 優しい のに 強い それって スゴイ また別の 発信力を 学んだ気がする 色 香 食感 繊細 上品な 春の表現 ベランダから 北方向 お見送り

大阪/HIRAMATSU LA FETE

ランチmenuにはない special menu 外見と 中身の 意外性 3種の饗宴 濃密小さなマカロン フランスのバターも 存在感大 新玉ねぎの まろやかな甘みが あとからジワーッ なめらかな食感 茶碗蒸し風 オマール海老 ニョッキが 泳ぐ オマール海老味噌の湖 元気なア…

貴匠桜仏(きしょうざくら)/亜心

町屋の個室 格子越し 見下ろす京の路地 外は日常 内は うたかた 如月佳日 円形ステージのような 食器に盛られた 春の お花畑 主役つとめる 丹波鳥 花の舞 グラタンの底で お雑魚のソテーが うたた寝 梅 纏う フォアグラ クリームチーズを抱きしめる ドラゴン…

イタリアン/リルチェンテ

アンティパスト 金時人参のスープ サバと青梗菜のパスタ 北イタリアの Styleなのだそう 新鮮 アップルパイ ケーキ屋さんのアップルパイとは 異なるテイスト デザートというより お料理の域 北浜おけいこランチ

ラ・ベ(リッツ・カールトン)/フレンチ

大きく雰囲気異なる 京都VS大阪リッツ 前菜前の 一品 スプーンを入れて初めて 出会う 鮮やかグリーン ふわふわっの下に コロコロン 音まで聞こえてきそうな演出 MARY QUANTのロゴみたいな クルトン グラフィカルな形と 卵色の背景に パステルカラーが cuteな…

蕎麦/衣笠

固すぎても 柔らかすぎても NG にしん蕎麦 画廊近くで 初・にしん蕎麦 にしんの 程よい ウエット感 程よい 甘み ちょっとしたことで 満足度が 異なるから 深い 司法関係の Office連なる 界隈 お昼休憩の 男性客多し その多くが 親子丼 美味しそぉ 次回の楽し…

蕎麦/土山人

定番カップル 相照らし合う仲 焼き茄子 生姜 香りよし 湯葉の 弾力の舟に 乗っかって 蕎麦の海を ゆーらゆら でも これだけでは 足りませぬ セットメニューの 掻き揚げmini丼 プラスして サクッと ジューシー 甘辛く ちょうどいい塩梅

笹わらび /和久傳

笹の 青々しさに 包まれ まるで これから 生まれようとしている かぐや姫 のよう 大納言小豆の層の上に プリュンと 笹わらび 粘り気と サラッと感の 絶妙比率 喉を通過した瞬間 肉体に同化してしまいそう あぁ なんて 存在感ある 儚さ なのでしょう わらび粉…

吉兆ー曙ー/会席

すっきり キリッ 広目天みたい 男前なテイスト お神酒 宝恵駕籠に 盛られた 春たち 冬野に 臘梅を見つけた時の 高揚感にも似ています 干支の羊の器を 開くと 紅白のミニ梅 干し柿入り紅白なますは 私もよく作るけど やっぱり遠い プロの風味 やさしいのに 深…