tetsukoartsound’s diary

たべものブログ

よし寿司

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想定外の ヒラメキの余白を見越し
あえて自在に動きやすい  駅前に宿を取った  でも
お食事は その土地らしさを  味わいたい
思い切って 電車移動
一駅の  駅間が 長い 小さな旅

漁港近くで 見つけた お寿司屋さん
運良く お席あり
みるみる予約のお客さんで あっという間に満席
にぎりのオーダーが あちこちから ひっきりなし
いいリズムだなぁ

静岡も 東京と同じで 関西と違い  甘くないシャリ
やはり 天竜川以西 以東で 区切られてるのかなぁ
お米から甘みが引き算されると
魚介の味わいが ダイレクトに響く
白身魚からはじまり トロ  各種貝 どれも美味しかったけれど

特筆は 穴子
甘いタレが 定番と思っていたら
『タレは どうされます?』と聞かれた
思い切って タレなしを 試してみることに
肉厚の大きな白い身が ドサッと横たわる姿に ドキッ
少しの塩でいただく
穴子自体の 甘みが ふわぁっと 膨らんで 鼻腔まで届きそう 
この感覚 玄の蕎麦を いただいた時と似てる

時価も 躊躇なく注文して 土地のお酒も・・
信じられない リーズナブルな お会計
お店を出るときには  普段着姿で 待つお客さんたち

豊かな漁場近くの 日常の外食風景
小泉八雲が  こよなく愛した街の 一端をみた気がした