2016年 初維摩会 しつらえは 早くも節分
御膳の中に 添えられた 開花間近の紅梅の蕾
今回 コンパクトカメラを はじめてお料理モードとやらに設定 結果・・・
残念な写り具合 これならノーマルにしておけばよかった
せっかくの 金箔 銀箔 赤 白 緑が歪んでしまいました
実際は とても 雅な色彩
キリッと 男前なお神酒で ほんのりトーク
節分の器の 蓋をあけると もうすっかり春
この瞬間の ハッとする演出に 心はずみます
きめ細やかな 白子 黒豆のゼリー寄せにキラリ 金箔のアクセント
日本画的 表現
芯から温まります すっぽんのスープ 明日は 美肌でいられるかな
小さな餅を トッピングに
いつも思いますが 山葵も 溜まり醤油も 深くまろやか
大吟醸みたい
真魚鰹 西京焼き うっすらふかーく 味を浸透させる 焼き技
瞼を閉じて まずは香りから 器の中は 春爛漫 炊き合わせ
とろけるような肉質 すき焼き 割り下の上品な甘み
桃の節句みたい 赤 緑 黄 艶やかなちらし寿司
洋梨とイチゴ
左の器が 被されて出てきた瞬間 中将姫の 石光寺を 想いました
三角の藁の傘の下で 可憐に花ひらいてる 寒牡丹のイメージ
中にいたのは 牡丹というより 椿 それがまたキュート
求肥のような ふゎんとした 儚げな柔らかさ 愛おしい和菓子
カワイイものが お口の中で 広がっていくような印象
このあと 薄茶で〆 やはりの安心感 吉兆