ノスタルジックSTREET 寺町
重ねた年輪が醸し出す お食事までの 圧倒的な序章
お部屋までの 木の階段 廊下 掛けてある古い絵や写真
どれほどの人が ここでエネルギー充填されたことでしょう
待ち合い室の 波の柄のガラス 幾何学文様の屏風 天井の格子柄
お部屋に通されると同時に あまーい すき焼きの残り香に 包まれる
それまで おとなしくしていたお腹のスイッチ 突如ON
『仲居さん ご挨拶はもうよろしくってよ それより早うご準備を・・・』
そんな顔 したつもりは おまへんのやけど・・・・
迫力の 欄間
紅葉バックに 鹿の彫刻 ドーム型の天井を 躍動
すき焼きの様子が よくわかる 浅めの鍋
まさに具のフレーム効果
お肉に サッサッと砂糖を 手際よく乗せるように置く 手さばき
降りかけた雪を 見るよう
淡路産タマネギ しっかり固めの麩 豆富 椎茸 九条ネギ わりした 少量
家庭用と異なり すき煮状態でないのが 妙に新鮮 個々の食感が感じられる焼き方
ソフトな口あたり ジュ–シーな味わい お肉が 主役なのだと 強く実感
味付けは最小限 でもすでに しっかり味は しみ込んでる
九条ネギ シャキシャキ元気な香味 大いなるスパイス効果
『おかわりなんて・・無理どす・・』
肉食女子の本能 見抜かれましたか・・
レディグレーっぽい風味 胃のリラクゼーション
美容液後の クリーム塗布効果のような・・
さっきの 濃厚なすき焼きの後味が ふんわり内部にキープされるような感じ
シンプルなゼリー されど 大きな効果
京都寺町三嶋亭 すき焼き
