佐藤初女さんを 知るきっかけは ガイヤシンフォニー第二番
あの辺りは 身体について・・・考える人たちが 集う土地柄なのかな・・
青森・・・・一度 行ってみたいなぁ・・
佐藤初女さんが 主宰する 憩いとやすらぎの家『森のイスキア』も そこにある
つい先日 近所の 自然食品店が セールをしていて
いつもは 食材だけみるところを 上のフロアも ついでに 見てみましょ・・・と
階段を 上がりかけたところで
佐藤さんの 著書と であった
手にしてみると いくつかの 佐藤さんの定番料理が 写真入りで 紹介されていた
でも どれも本当に びっくりするほど 普通の 料理
奇を衒うようなところは 微塵もない
だけど 私の知らない シンプルがゆえの 一手間
手をかけ 心をかけ・・・が 丁寧に記されていて
それが 素材に対する 深い愛情にも つながっているのを 感じた
短い時間だったけれど 今も記憶に鮮やかな
かつての おばあちゃんの 朝ご飯の味を また いただけそうな 懐かしさとともに
この本 お家へ 持って帰りたいな・・・そう思った
いわしの煮付けを なにか アレンジしたいな・・・そこで
佐藤さんの『いわしのおから蒸し』を 参考にさせていただいた
錦市場で みつけた 素材が
「調理」という「目に見える行為」を通して
「人の心」という「見えないもの」に 静かに 語りかけられるような 一品に 変身した